たとえ明日、地球が滅びるとも君は今日リンゴの木を植える。

先日、

とある映画を見たんだけど、
最後のセリフに流れた言葉が
とても興味深い内容だった。

その言葉とは?

「たとえ明日、
 地球が滅びるとも、
 君は、今日、リンゴの
 木を植える。」



久しぶりに心に
稲妻が落ちるような
衝撃が走った。

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木を植える意味が
無くとも木を植える。
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明日、地球が滅ぶ
と言う事は、

木を植えた所で
その木が育つ事は無い。

結論。

木を植えると言う行為に
何の意味も無いのである。

そんな意味が無い事を
僕たち人間が出来るのだろうか。

世の中の流れは、

全て合理化と言う
波に支配されている。

どれだけ最小の労力で
最大のパフォーマンスを
得られるか?

それを人々は追い求め
探求し続けている。

2027年の開業に向けて
超電導リニアモーターカーも
研究し続けられている。

リニアモーターカーが
世の中を走るようになると、

東京と名古屋の間を
たった40分で移動出来るらしい。

そして、
AIの発達。

人間が考える事なく、
殆どの事をAIが考えて決断を下す。

この先、

世の中は超合理化
社会に突入するだろう。

今後、AI達がどのような
ジャッチを下すのかは
分からないが、

一番合理化されていないは、
人間そのものである。

なぜなら、
人間には感情があり、
人間には心がある。

この感情や心を
合理化する事は出来ない。

そもそも
感情や心を方程式に
する事は不可能である。

例え、

合理的では無くとも
人は怒りの感情を使う。

時には、
悲しみの感情を使う。

こんな感情を使った所で
何の生産性も無い。

怒りに狂って、
暴動を起こしたり、

悲しみにくれ、
何も行動する気が無くなる。

合理化を推し進めた
未来はどうなるのだろうか。

きっと、
人間の心をマイクロチップに
変えてしまう。。。

なんて事もありえる。

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不安や悩みが無くなる
マイクロチップが1万円。
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多くの人間は、

不安や悩み、そして恐怖から
逃れたいと思ったりする。

では、

そんな不安や悩み恐怖から
解放されるマイクロチップが
売られていたとしたら、

それを買うようになるのか?

それは、
分からない。

でも、

もし、そんな時代に
突入したとするなら

人間は生きる意味を
失ってしまうのかもしれない。

苦しみがあるから
成長があり、

不安があるから
人は進化すること出来る。

成長しないこと、
進化しないこと、

もしかすると…

そんな世界は
めちゃくちゃ
平和なのかもしれない。

生まれた赤ちゃん同士で
戦争なんて出来ないしね。

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意味が無くても
何をするのか?
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きっと、
それが本来の人間
なのかもしれない。

この世に

お金で買えない物が
あるとするなら、

愛と言う物を感じれる
心だけなのかもしれない。

「無償の愛」

そこには、

合理性など一切無く、
意味すら存在しないのだから。

ただ、感じ。
ただ、愛する。

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最後に、
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「リンゴの木を植える」

その行為に愛を感じる
ことが出来るのであれば、

たとえ、

明日地球が滅びるとも、

君は、

今日、

リンゴの木を植える
ことが出来るだろう。

では、では、
今日はこの辺で!

チャオ(・∀・)