こころのありかた

人間には、
思考以外にも
心が存在する。

この心、
いわゆる感情は、

どれだけ思考
したとしても

抑えられない
こともあったりする。

例えば…

不慮の事故で
子供を亡くした人は、

その事故に行為が
無かったとしても

事故を起こした人を
憎むだろう。

どれだけ、
考えて

「仕方が無い。」
「運が悪かっただけ。」

そんな事を
考えたとしても

整理がつく事は
無いのかもしれない。

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無の境地
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僕の経験上、

思考や感情を
コントロール
出来る方法は
存在しない。

もし、
コントロール出来るのであれば、
それはコントロールが出来る程度の
出来事であるという事。

先程の事例を体験したと
するのであれば、

コントロールは、
非常に難しいだろう。

だから、
こころを思考で
コントロールする事を
辞めること。

「無」を感じる
しか無い。

この地球上に
生きとし生けるものには、
いずれ無になっていく。

桜も綺麗に咲くが
桜もいずれ散る。

どれだけ可愛い
愛犬もいずれ死ぬ。

人間も一緒。

全ては、
無に帰る。

さらに…

僕たちが生きていく上で
魚さんは命を落とし、
豚さんも命を落とし、
牛さんも命を落とし、

色々な生命が
命を落としながら
命をつないでいる。

アフリカのサバンナでは
食うか食われるか。

弱肉強食の世界が
展開していたりする。

しかし…

どんな動植物も
無になることは
確定している。

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無になる為に、
僕たちは生きている。
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みんなが
みんな。

世界に名を残すような
発明が出来るわけじゃない。

歴史に刻まれるような
大きな事も出来るわけでも無い。

普通に生き
普通に死ぬ。

ただ、
それだけの
人生なのだ。

無情なる人生とは
この事だろう。

まさに、人生とは、
地獄である。

でも、

僕たちに出来る事は、

そんな地獄のような
人生を頑張って生きる
ことぐらいしか無い。

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稲盛和夫の言葉
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僕の好きな人の中に
稲盛和夫さんが居る
んだけど、

「なぜ?稲盛さんは
 そんな成功が出来たんですか?」

■稲盛さん
「ただ、ただ、
 毎日を一生懸命頑張った
 だけなんですけどね。」

と、

一言。



だから、
僕たちには

無になってしまう命を
懸命に燃やす。

って事ぐらいしか
出来ないんだよね。

そこに
意味があろうが
意味がなかろうが

どうせ
無になっちゃうんだからね。

チャオ(・∀・)