「もう少しで着陸
準備に入ります。」
と言うスッチーの
機内アナウンスが
流れ始めた。
そう。
僕は飛行機に
乗っていた。
あと少しで成田空港に
到着と言うところ。
機内は、右へ左へと
大きく揺れる。
「おっ。めちゃ揺れるｗ」
車で全国も回るけど、
この数年で飛行機にも
かなり乗っている。
恐らく30回以上は
乗っているだろう。
しかし…
今回の揺れは、
その経験上の中でも
かなり大きい方。
「大丈夫だろうか。。。」
少しビビりながら
無事に着陸する事を願った。
ゴォ〜〜〜！！
ガックン！！！
僕は、まだ生きていた。
「ふ〜〜〜良かった。」
と、心の中では、
圧倒的な安堵感。
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突然の黒服の客。
走り出す！！
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無事に着陸後、
数分して、
乗客が機内から
降りる為の準備を始める。
しかし…
後ろから猛スピードで
黒い服を来た男が前に
走ってきた。
皆が立ち始めて
混雑している機内の中を
闘牛のように突進してくるのだ。
「えっ？なんかあった？」
…
…
…
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スッチーに
クレーム
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飛行機に乗っていた
乗客が1人。また1人。
飛行機から降りていく。
そして、僕も徐々に
最前列の方まできた時。
さっきの黒服が
ふんぞり返って椅子に座り
スッチーに怒っていた。
■美人なスッチー
「それは、
本当に申し訳ありませんでした。」
と、何度もその客に
頭を下げていた。
一体何があったのか？
なぜ？その客がキレていたのか？
その理由は全く分からない。
僕が見たのは、
黒服の客がスッチーに
怒っていると言うところだけ。
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どっちが悪いか？
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それでは、
「怒り」の
メカニズムについて
少し解説しておこう。
大抵の怒りの感情が
発動する時と言うのは、
「自分の思い通りに
ならなかった時。」
「自分は悪くないのに
自分のせいにされた時」
「自分は関係ないのに
自分のせいにされた時」
「なんで！自分の考えが
分かってくれないの！」
などなど、
自分を中心した事から
発動する事が多い。
そして、
その怒りが発動してしまうと
やっかいで抑えるのが難しい。
沸騰したヤカンを
いきなり冷ます事が
難しいように。
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怒りの感情は、
幸せをもたらすか？
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人それぞれ、
生きる意味や目的は
違うかもしれない。
でも、
人生をよりよく
生きる為の大きな指針として
「幸せ」と言う言葉がある。
そして、みんなが
「不幸」な人生は
送りたくないと思っている。
どちらかと言うと
不幸な人生より
幸せな人生を送りたいはずである。
では、
幸せな人生を送るにあたって
「怒り」から「幸せ」を創る事は
出来るだろうか？？？
きっと、
怒りの感情から幸せの感情を
創り出す事は難しい。
あなたに質問したい。
怒りながら、
幸せな気持ちになれるか？
普通に無理じゃねぇ。（笑）
そう考えると
怒りの感情は
幸せに生きる上で
必要では無い。
必要でも無い物を
なぜ？多くの人達は使うのか？
とても不思議な現象である。
えっ！？
…
…
…
「そんなの人間だからじゃないですか！
怒るのは自然現象ですよ！！！
だって私は悪くないんだもん！！！」
僕が言いたいのは、
あなたが悪いとか悪くないとか、
あなたが正しいとか正しくないとか、
そんなんじゃない。
とてもシンプルな話で
「怒り」から「幸せ」は
創る事が出来るのか？
って事。
⇒不幸に生きたい。
と思っていないなら
別な話だけどね。
「私は不幸な人生で
いいんです！怒りたいんです！
だって私悪くないもん！！！！」
どうぞ、ご自由に。
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人間だもの。
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確かに、人間は
感情の生き物である。
だから、
怒りたくなる時もあれば、
悲しくなる時もある。
切なくなる時もある。
でも、
そんな時こそ、
考えなければいけない。
「怒り」は「幸せ」を
創り出せるかを？
僕は様々な体験や勉強から
「怒り」と言う感情程、
自分を不幸せに
する物は無いと
気づく事が出来た。
これは、僕にとって
大きな「資産」だ。
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感情資産
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僕たちは感情から様々な
ものを創り出している。
感情資産は、
多くの幸せを創り出したり、
多くの感動を創り出したり、
感情によって
創り出せるものは変わる。
そして…
金を稼ぐと言う「行動」も
感情から動き出す事が多い。
つまり…
あなたがどんな感情資産を
構築していくかによって、
あなたの未来は劇的に変わる。
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最後に…
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あの客の「怒り」は、
きっとあまり関係が無い
スッチーも不幸にする感情を
創り出してしまう事だろう。
「今日さぁ〜
変な客が居てさぁ〜
なんなの、あの客！！」
怒りは怒りと言う
感情を簡単に創り出す
魔の資産だね。
では、では、
今日はこの辺で！
チャオ(・∀・)