僕は、よく他人のFacebookの
投稿に対して、「ツッコミ」
コメントを良くするんだけど、
そのツッコミコメントに
対してある女性から以外な
コメント返しを食らう。
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それは2年前の
出来事。。。
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そのコメント返しの話しを
する前にちょっと2年前に
起こった事を話す事にしよう。
僕は2年程前に、
ネットビジネスを
初めて10週年と言う企画で
全国を回ってセミナーを
したことがある。
そして札幌で
開催したセミナーでは、
終了後に懇親会を開いた。
で、
注文する時に、
みんなが何を注文するかを
悩んでいたので、
■僕
「オススメメニュー全部下さい!」
■店員さん
「えっ!?全部ですか???」
恐らく、こんな事を言う
お客は今まで誰1人居なかったのだろう。
店員さんはびびって
もう一度注文を確認してきた。
■僕
「はい。全部でお願いします。」
そんな感じで完全なる
ミエを張ってもうたw
ただ、その場は
その一言で盛り上がり
とても楽しい時間を
過ごす事が出来た。
で、
お会計が3万〜4万だったような。
確か広島かどこかで
開催したセミナーの
懇親会は、
お会計が7万ぐらい
だった時もある。
まぁこんな感じで
たまぁ〜に、
僕が全部おごるって
場合がある。
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それから2年後…
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僕はその時のネタを
使ってツッコミを入れる。
そうしたところ、
こんな真面目な
コメント返しを貰う。
〜〜〜〜
都会の方は分かりませんが、北海道の人は
「気持ちを見返りを求めずに表す行為」で、
男性が女性に「奢った、奢った」とひつこく
言うものではありません。反対も然り。
〜〜〜〜
僕は、このコメント返しに対して
上手いボケが思いつかず、
普通に返してしまった。
それと同時に…
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久しぶりに、
心をえぐられる。
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なぜなら、
このコメントの文章には、
非常に深い本質が語られているからだ。
「相手に対する気持ち」
と言うのは、
本来は見返りを求めては
イケナイ事である。
なぜなら…
それは、
「自分の気持ち」
だからである。
例えば…
■A君。
「ねぇBちゃん。もうこんなに
Bちゃんの為に欲しい物を全部
買って上げたんだからさぁ
今度●●しようよ!」
■Bちゃん。
「はっ?何言ってんの?
あなたが勝手に貢いで
きただけでしょ!」
■A君。
「なんだその言い方は!俺はBちゃんの
為にこれだけの金を使ってきたのに!」
■Bちゃん。
「何コイツ。キモイ。」
■A君。
「店長!店長!!!
オイコイツ!!!!」
■店長
「すいません。お客様困ります。
お店でこんな騒ぎを起こされても。
あなたが、Bちゃんの為にどれだけお金を使うか?
と言うのは、あなたが決めた事であり、
Bちゃんは、お客さんにお金を払って貰う事が
オシゴトでございます。
それをご理解の上、キャバクラは
楽しむようにしてください。」
■A君。
「だって!店長!Bちゃんが
俺の事好きって言うから!
ホラ!ホラ!LINEのメールに
ハートの絵文字も付けて送って
きてるんだよ!!!!」
■店長
「すいません。お客様。
それは今どきの挨拶でございます。」
■A君。
「あっ。。いさつですか。。。」
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
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ギブがあるから
テイクがあると
言う嘘。
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マーケティングをちゃんと
勉強している人であるならば
「返報性の法則」
と言う言葉を聞いた事が
あるかもしれない。
簡単にまとめると、
〜〜〜
ここまで親切丁寧に教えてくれた
お兄さんから買うよ。
〜〜〜
的な感じである。
人は、何かをされると、
それを返そうとする心理が働く。
これをマーケティングで
上手く活用する事で
メールアドレスを集め
商品を販売していく。
分かりやすい事例を
言うならこんな感じ。
■ステップ1
無料プレゼントをするから
アドレス登録してね。
ギブ:無料プレゼント
■ステップ2
ありがとう。
なら登録するよ。
テイク:アドレス
ただ、
この事例は返報性の本質では
無いかもしれないが、
見込み客のアドレスを
獲得する為に、
必ず何かしらの
ギブをしているのは
事実である。
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どれだけ
ギブをしても
買わないお客さん。
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例えば…
スーパーの試食コーナーで
ウインナーを焼いているおばちゃん。
それに群がる子供たち。
そして、その子供たちは、
試食で配っているウインナーだけを
大量に食って元気よく去っていく。
誰一人として子供は、
そのウインナーを買わない。
そんな事は、
ウインナーを焼く
おばちゃんがよく理解
しているのかもしれないけど、
もし、
このおばちゃんが、
こんな事を言ったらどうだろうか?
■おばちゃん
「アンタ達!!そんだけウインナーを
食べたんだからお母さん呼んで来て
このウインナーを買って貰えるように
今する呼んできなさい!!!!!!」
と、
怒鳴り散らしたらどうだろうか?
きっと、
ウインナーを焼くおばちゃんは、
次の日からスーパーから消えている。
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ウインナーを焼く
おばちゃんがするべき事。
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■おばちゃん
「ほら。お腹すいてない?
これでも食べなさい。
美味しいわよ〜〜〜」
■子供たち
「ありがとう!おばちゃん!」
と、笑顔で
ウインナーを
焼き続ける事である。
だけど、
おばちゃんは、
大抵は雇われているだろうから、
ウインナーが売れなくても
給料は貰えるはずだ。
だから、
ウインナーが売れなくても
特に問題は無い。
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では自分でビジネスを
やる場合はどうだろうか?
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もし、ウインナーの
素材を全て自腹で仕入れて、
ウインナーの売上で
生計を立てていたら…
果たして、
ウイナーを焼くおばちゃんは、
笑顔で、
子供たちに無料で
ウインナーを配る事が
出来るだろうか?
結論、
非常に難しい問題である。
なぜなら、
それらの無料で配っている
ウインナーがキッカケで
子供が親に、
「ねぇ!あのウインナー美味しかったから
買ってよ〜〜〜〜〜〜!!!!!」
と、
言ってくれるかもしれないからである。
さらに言うと…
「ねぇ!アンタ達!いい加減にしなさい!
もう、ウインナー買わないなら上げないよ!」
なんて、
怒鳴り散らしたら
そこの場所でウインナーが
焼けなくなるかもしれない。
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まとめ。
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いずれにせよ、
ギブは必要である。
しかし、
そのギブが必ず
テイクとして
返ってくるとは
限らない。
それでも、
僕たちはギブを
しなければいけない。
そして…
テイクを求めない
ギブこそが、
「偽りの無い、
本物の返報性の法則」
を、発動させる方法だからである。
■編集後記
ツッコミで書いた
コメントに対して
真面目に返される
パターンは初めて
かもしれない。
久しぶりに心に
イナズマが落ちる。
それと同時に、
彼女の思考の方が
二枚も三枚も上だった。
もし、
また彼女に合う機会が
あった時には、
さりげなく食事に誘い、
さりげなく会計を済ませて、
さりげなく置き手紙を置いて
さりげなくその場から帰ろうと思う。
そして…
その置き手紙には、
「ありがとう」
の文字だけをさりげなく
書いておく事にしよう。
では。では。
今日はこのへんでぇ。
チャオ(・∀・)