ブル。ブル。ブル。
ふと、携帯を見ると
オヤジからの着信。
「なんか?あったか?」
と、電話に出てみると…
■オヤジ
「忙しいとこ。ごめん。
悪いんだけどクレジットカードの
暗証番号を忘れちゃって。。。。」
■僕。
「暗証番号は●●●」
■オヤジ
「ごめんね。ありがとう。」
…
…
…
実は、オヤジにプレゼントした
BMWが車検を迎えたわけなんだけど、
その車検代を支払う時に起こった出来事。
車をプレゼントした後も、
ガソリン代やら、
高速代やら、
保険代やら、
車検代やら、
車に関わるものは、
全部僕が支払っているんだけど、
それらを支払う為に
オヤジにはカードを渡しているんだよね。
ただ、今回は、車検なので、
カードで支払えない税金関連は
現金で渡していた。
んで、全部色々と合計すると、
今回は約30万ぐらいかかった。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
BMW恐るべし!
=====
親父から、
謝られる。
違和感。
=====
ガキの頃は、
親父に怒られて、
「正座しておけ!」
そんな感じで
正座を3時間ぐらい
した時もあったけど、
今となっては、
その時のオーラは
一切無い。
まるーくなってしまった、
白髪のおじいちゃん。
…
…
…
まぁ
僕も気がつけば、
今年で42歳になるわけで、
親父も
おじいちゃんになるよね。
でも、
なぜだが、
違和感しか無い(笑)
僕の記憶の中では、
僕が怒られる事はあっても、
親父が僕に謝る記憶は無いからね。
=====
ぶっちゃけ、
僕を育てるのに
いくらかかった?
=====
恐らくだけど、
赤ちゃんから育ててきた
費用を合計すれば、
1000万以上は
絶対に掛かっていると
思うんだよね。
確かに、
親父にプレゼントした
BMWは300万ぐらいしたし、
その後も、車の
維持費用は僕が払っているから
まぁまぁお金は使っているけど、
正直、
まだ、まだ、
全部は返せていないよね。
…
…
…
だから、考え方によっては、
「お前を育てるのに
いくらお金を使ったと
思っているんだ!」
「もっと金をよこせ!」
「もっと親に感謝しろ!」
なんて言う考え方も
あっても良いと思うわけ。
でも…
子供に対して、
そう考える親は
少ないだろう。
まさに、
見返りを求めない、
究極の金の使い方。
=====
親孝行ってなんだ?
=====
こんな話をすると、
周りからは結構な確立で
「凄い親孝行ですね。」
と、言われる事が多い。
が、しかし、
先程も書いた通り、
僕がやっている親孝行って
僕が親に払ってきて貰った
お金の合計より、まだマイナス。
ようは、
プラスには好転していない。
…
…
…
じゃぁ。
子供を育てるのに、
1000万かかりました。
2000万かかりました。
その後、
その子供が大人になって
親に4000万、5000万を
渡したら親孝行の成功!
ってなるのかって言うと、
恐らくそうじゃないと
思うんだよね。
なぜならば、
恐らく親は、
子供を投資対象として
見ているわけじゃないから。
=====
とは言え、
何か形は送りたいもの。
=====
かなり残酷な話をすると、
やはり金を稼げないと、
親を旅行につれていくとか、
親に何かのプレゼントを渡すとか、
そう言った事は
中々難しい。
逆に、
自分にお金が無くて、
お金に困っているなら、
そんな親孝行を
考える余裕すら
生まれないだろうからね。
…
…
…
確かに
「親孝行は気持ちだろう!」
そんな意見もあるだろうけど、
自分を育ててくれる為に
沢山の金を使ってくれたのにも
関わらず、
「お金が無いから、
かたもみ券プレゼントするよ!」
だと、ちょっと寂しいよね。
=====
まとめ
=====
僕は昔から、
お金が稼げるようになったら、
親に車をプレゼントしてあげたい。
って事を決めていた。
なぜなら、
僕の家はずっと軽自動車だったからね。
だから、最後は、軽自動車じゃない、
車を乗らせてあげたかった。
…
…
…
でも、そんな夢も、
やはり賞味期限がある。
僕がラッキーだったのが、
まだ親が車が乗れる年齢であった事。
もし、もう少し、
お金を稼ぐのが遅れていたら、
僕は一生、親に車をプレゼントする事は
出来なかっただろうね。
どれだけお金があっても、
その使い道次第で、
使えなくなってしまうわけだから、
やっぱり、稼ぎたいなら、
マジで早く稼ぐべきだと思うよ。
じゃぁね。
チャオ(・∀・)