それは、
昨日発見した
ある財布について、
お話しようと思う。
その、
財布は、
僕がヨドバシカメラで
商品を見て居る時に発見した財布である。
基本的に、ヨドバシカメラは
電化製品を主に売っているわけだから
そこの財布があるのはおかしい。
しかも、
僕が発見した場所は、
ヘッドホンを視聴する
コーナーである。
『おっ!!!コレ財布の忘れ物!!!
しかもだいぶ厚いぞ。コレ(・∀・)』
そう。
僕は偶然に発見してしまった。
高級ブランドの財布。。。
そして、かなり分厚い感じ。
まぁまぁ現金は入っていると
予測が出来る。
『待て!待て!待て!
落ち着け。俺。』
とりあえず、
周りを徘徊する。
…
…
…
…
…
『見てない!』
『誰も気づいていない!』
======
1つの決断。
======
『あの〜
すいません。
恐らくこれ
忘れ物っすね。』
警備員に落とし物の
情報を伝える。
そう。
僕は、目の前にあった
チャンスを逃してしまったのだ。
間違いなく、
あそこで僕が財布を拾っても
誰も気づかなかっただろう。
僕は、目の前にあった
お金を逃してしまったのだ。
======
21年前の話。
======
僕の家はとても貧乏だった。
母ちゃんは毎日のように
『うちは、どうして
こんなにお金が無いの!』
が、
口癖。
僕はそれを聞いて、
『なんで、おれんちは
貧乏なんだ。。。』
と思っていた。
で、僕が13歳の時に
事件は起きる。
僕は、近くにある駅に置いてある
チャリンコを盗んでしまった。
■チャリンコを盗んだ理由。
貧乏で、お金が無いのに、
新しいチャリンコを買って!!
とは親に言えなかった。
である。
そして、
そのチャリンコを
盗んでから数ヶ月後…
======
僕はポリスに
捕まった。
======
正確に言うと、
僕がヘマをこいたわけでは無い。
先輩にそのチャリンコを貸したら、
先輩がポリスから職務質問をされて、
■ポリス
『君!この自電車はどうしたの?』
■先輩
『このチャリンコ。
後輩から借りてるだけっすよ!』
■ポリス
『じゃぁ、その自電車を借りた子の
連絡先を教えてくれる!?』
■先輩
『わかりました。』
このような経緯で
僕の個人情報は流出し、、、
家に一本の電話が入り、
ポリスの元へ。
======
13歳の時に浴びた
ポリスの洗礼
======
一生忘れる事は無いだろう。
交番の2階の小さい部屋で
ポリスからの3時間以上の
事情聴取。
もう、涙で前は見えなかった。
小さい部屋で
ずっと泣きじゃくる
13歳の俺。
■涙には色々な理由があった。
『くっそ!あの先輩がヘマこかなきゃ!
こんな目に合わずにすんだのに!!!』
『くっそ!なんで俺の家は貧乏なんだ!
もし、貧乏じゃなかったら!こんな事は
絶対にしなかった!!!!!!!!!!』
まぁこんな感じ。
だから、
どちらかと言うと、
盗んだ事に対しての
反省の涙では無く、
悔し涙が大半を占めていた。
======
21年後の話。
======
僕は、目の前にある
お金を盗む事は無かった。
きっと21年前の僕だったら
その財布を盗んでいただろう。
『お金が無い』
と言うのは、
時には人を間違った方向に
歩ませてしまうものだ。
だから、
人生は『お金』じゃないけど、
生きる為には『お金』が必要である。
つまり、
この世で生きていく為には、
お金と向き合い続けなければいけない。
『お金の問題』
は、
『人生の問題』
である。
だから、僕たちはお金に対して
真剣に考えなければいけない。
そして、ある程度自分の
自己を満たしてくれるぐらいの
お金は稼がないといけない。
なぜなら…
自己が満たされないと、
チャリンコ盗んじゃうからねw
残酷な事に…
あなたの抱える問題の99%は
お金で全て解決出来てしまう。
残りの1%は本当の愛ね(・∀・)
これはお金じゃ買えない。
でも、99%はお金で解決が
出来るから愛なんてのは、
殆どの人は忘れる。
実は、お金も大事なんだけど、
この1%も非常に重要。
なぜなら、どれだけお金があっても
この1%のピースが無いだけで、
100%にならないからね。
では。では。
チャオ(・∀・)