ぬるま湯に沈没した日本。

なんで私だけ。
なんで俺だけ。

自分を中心に考えた時。

そう思う時が
あるかもしれない。

僕は小さい頃、
金が無い家に育った。

母ちゃんの
口癖は、、、

「なんで
 うちは、
 こんなに、
 金が無いの!」

と言うセリフを
恐らく2000回以上は
聞いて育った。

あれは、
小学校の時。

給食が出ない日が
あって弁当を持参
していく事になった。

そして、
学校で昼ごはんを
食べる時間になって

みんなが弁当を
広げて食べ始めた。

周りを見渡すと…

色とりどりの
華やかな弁当ばかり。。。

僕はこっそり
自分の弁当箱を
誰にも見られない
ように覗いた。



絶望した。



周りの弁当は、
デズニーランド。

僕の弁当は、
便所。

僕は恥ずかしくて
弁当を広げる事は
出来なかった。

「弁当どうしたの?」

「家に忘れちゃった!」

と、嘘をついた。

=====
火垂るの墓
=====

そんな小学生の時、

金曜ロードショーで
あるアニメが放映
された。

それを見て、
僕は自然と涙が
止まらなかった。



確かに僕の家は
他の家と違うかもしれない。

でも、、、

昔は僕の家なんかより
比べ物にならない程の
壮絶な時代があった事を。

=====
何でも出来る時代に
何もしない多くの人達。
=====

怖い?

失敗?

面倒くさい?

辛い?

運が無い?



この時代を
生きていける
と言う事に

何を感じ
何を想うか?

そして、
こんな時代に
何が出来るのか?

そう、

深く深く深く
考えれば、

「なんで私だけ!」
「なんで俺だけ!」

なんて言う
感情は、

創り出されない
のかもしれない。

今、あなたが
生きている日本は、

地球上にある
数々の国に比べると

間違いなく
平和だ。

そんな平和と言う
ぬるま湯に沈んで
しまった日本は今、

何も無かった頃より
もしかしたら、
地獄なのかもしれない。

でも、
そんな地獄から
抜け出す方法は
簡単である。

自分のやりたい事をやる為に
やる事を決めてやるだけだ。

では、では、
今日はこの辺で!

チャオ(・∀・)