GitHub Copilotで画像生成・編集が可能に|使い方と対象プラン、料金の確認点

会話から絵筆が花のイラストを生み出す、画像制作を表したイメージ

コードを書いている途中で、アプリのアイコンやページに置くイラストが必要になる。そのたびに画像生成サービスへ移動し、完成したファイルを取り込む。そんな作業を、GitHub Copilotの会話の中で進められるようになりました。

GitHubは2026年10月28日、Copilotで画像を生成・編集する機能のパブリックプレビューを発表しました。画像を言葉で依頼すると、会話に結果を表示し、プロジェクトにも保存します。今回の変化は、開発と画像づくりの行き来を減らせることです。

何が変わる?会話から画像を作り、同じ場所で修正

従来は、外部の画像ツールに依頼を伝え直し、できた素材を作業先へ持ち込む必要がありました。今回の機能では、Copilotの推論モデルが画像生成専用のツールを呼び出します。コードを扱うモデルが、そのまま画像を描いているわけではありません。

公式ドキュメントでは、生成後に同じ会話で変更を頼めると説明しています。たとえば、まずアイコン案を作り、背景色や影の付け方を追加で調整する流れです。対応する作業環境として、Visual Studio Code、GitHub Copilotアプリ、Copilot CLIが案内されています。

言葉で依頼し、画像を確認・修正してプロジェクトへ保存する流れ
会話内で画像を制作する流れの図解(AI生成)。公式の操作画面ではありません。

どんな仕事に使える?まずは一つの素材から

活用例として考えられるのは、試作アプリのアイコン、紹介ページの挿絵、サービスの雰囲気を確認するための画像です。開発中の会話から素材づくりへ移れるため、「完成品のデザインを決める前に、仮の画像を置いて見え方を確かめる」といった使い方と相性がよさそうです。これは仕組みから考えられる利用案で、この記事では実際の操作や生成品質を試した使用感までは確認していません。

依頼文には、「何に使うか」「何を描くか」「色や画風」「入れたくないもの」をまとめると、修正の方向を判断しやすくなります。たとえば「家計簿アプリ用。封筒を主役にした柔らかいイラスト。青緑と白、文字なし」といった指定です。これは本記事の依頼例で、特定の仕上がりを保証するものではありません。

画像が保存されたあとも、実際の表示サイズで確認する作業は必要です。大きな画像では分かる細部も、スマホの小さなアイコンでは見えなくなることがあります。試作に採用する前に、小さく表示したときの主役の分かりやすさや、周囲の文字との相性を見ておくと、後の手戻りを減らせるでしょう。

対象プラン、画像の利用量、組織の設定を公式資料で確認する図
導入前に確認する項目の図解(AI生成)。利用条件は公式資料をご確認ください。

注意点:対象プランと画像の利用量を確認

この機能はプレビュー段階です。公式ドキュメントの対象には、Copilot Pro、Pro+、Max、Business、Enterpriseが挙げられ、FreeとStudentでは利用できないとされています。組織や企業の管理者が画像生成モデルを無効にしている場合も使えません。契約だけでなく、管理設定も確認する必要があります。

費用について、公式の料金資料は、会話用モデルと画像生成モデルの利用量を分けて扱うと説明しています。画像への依頼文、参照として送る画像、生成される画像が、それぞれ対応するトークンの利用量になります。トークンは、処理する文章や画像の量を数える単位と考えると分かりやすいでしょう。

利用量はAIクレジットに反映され、プランの含有量を超えた利用には追加料金が適用されます。「有料プランだから画像を何枚でも追加負担なく作れる」とは判断せず、契約の利用枠と料金表を確認してください。固定の画像1枚単価として示されている仕組みではないため、依頼文や画像の条件を無視して一律の金額には換算できません。

また、確認した資料からは、日本だけの提供時期や日本語入力での品質保証までは確認できません。利用画面での提供状況を確かめるのが確実です。生成物についても、意図した内容になっているか、公開に適した表現かを人が確認してから採用しましょう。

画像づくりも、開発中の会話に組み込む流れへ

今回の更新は、コードと画像を同じ制作の流れで扱いやすくする動きです。まずは公開前の試作用素材を一つ作り、修正しやすさ、保存先、利用量を確かめる。その範囲から試せば、普段の制作に取り入れる価値があるかを判断しやすくなりそうです。

出典・確認日

確認日:2026年10月30日。提供条件や料金は変更される場合があります。掲載画像は、ニュースを説明するAI生成のイメージ・図解です。Copilotの実画面や生成結果の検証例ではありません。