大クレームを対処した方法

これまで、
恐らく10万人近くに
商品を売ってきている
と思うんだけど、

それだけ商品を
売っていれば、

色々なクレームも
入ってくる。

で、

一生忘れる事が無い
大クレームを貰った
ことがあって、

それを
僕がどのように
対応したのか?

それについて
シェアしていこうと思う。

=====
絶対に稼げます!
絶対だなぁ!てめぇ!
=====

もう7年前
ぐらいの出来事
だと思うんだけど

そん時は
弟子が居た。

そして、その弟子に
電話クロージングを
やらせていたんだけど、

ある一人の
弟子がやらかした(笑)

■弟子
「もしもし、
 山田さんですか?」

■山田(仮)
「はい。そうですが?」

■弟子
「以前は、●●商品を
 購入ありがとうございました。
 その後、調子はどうでしょうか?」

まぁ
こんな感じで
切り込んでいく。

で、

途中から高額塾の
クロージングをして
いくわけなんだけど、

その弟子は、
他の弟子に比べると

全くクロージング
出来ていなくて、

成績は最下位。。。

きっと、
彼も焦っていたんだろうけど、

クロージングを
している最中に

こんな事を
言い出し始めた。

■弟子
「この塾に入れば
 絶対に稼げます!
 絶対に成功します!」



この言葉が
相手に火をつけてしまった。

■山田(仮)
「お前!絶対なんて言う
 言葉を軽々しく使って!
 本当に稼げるんだな!
 稼げなかったら
 どうするんだ!お前!
 適当な事を言ってんな!」

「おい!上司を出せ!
 お前じゃ話にならん!」



■弟子
「すっすっすいません。
 ごめんなさい。」

弟子の勢いは
一瞬で消えて、

今度は、
全力で謝罪。

そして…

その勢いで
弟子は言ってしまった。

ある一言を。。。。

■弟子
「本当にごめんなさい。
 今から謝罪にお伺いします!」



僕は近くで
弟子とお客さんの
やり取りをうっすら
聞いていたから

事情はなんとなく
分かっていた。

■僕
「お前、謝罪に
 行くって行ってたけど、
 そのお客さん
 何処に住んでるの?」

■弟子
「はい!宮崎です!」



そう。
ココ東京ねwww

■僕
「宮崎!お前、宮崎に
 行く金あんのか!?」

■弟子
「はい!無いです!」

■僕
「無いのにどうすんねん!!!」

■弟子
「はい!なんとかします!!」



■僕
「お前、本当に
 なんとか出来る
 手立てはあるんかい!?」



弟子沈黙。

と言う事で、

その事件が起こったのは
午前中の出来事で、

午後から飛んでいる
飛行機を探して、

直ぐに東京から
宮崎までフライト。

そして、
電車を何回も乗り継いで

弟子の書きなぐった
メモ帳に書いてあった
住所を頼りに

そのお客さんの家に
向かった。

=====
到着22時。
=====

「ピンポーン」



■僕
「到着が遅くなり
 申し訳ありません。」

■山田(仮)
「おぉ。入れや。」













■僕の心の声
「うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 しょんべんちびりそう。。。。。。。。。。。」

人生において
最悪の日は訪れる。

そこから
大クレームをしてきた
お客さんの家に入り

その大クレームを
してきた人との

圧倒的な密室空間。

気まずいを通り越して
腰が抜けそうになる。。。



しかし、
それは序章にしか
過ぎなかった。

そこから、

そのお客さんから
2時間を超えるクレームを
「罵声」を浴びまくる。














隣に居る弟子を
見ると…

弟子の顔は
画面蒼白で
死にそうな顔で
無言の大仏。

僕は、とにかく
クレームを聞き続けた。

気がつくと…

時計の針は0時を回っていたが、
それでも聞き続けていた。



そして、

遂に、罵声と言う名の
シャワーの水は切れる。

もう、
言う事が無くなったんだろう。

■山田(仮)
「おい。ちょっと
 こっちでお茶でも飲もう。」

そう。

僕たちは、
ダイニングテーブルが
ある所に案内される。

が、

ここから
4時間。。。。

ある話を僕たちは
聞き続ける事に。。。

その4時間の
話は割愛する事にする(笑)

=====
決着は朝5時すぎ。
=====

■山田(仮)
「色々とありがとうな。
 本当に来るとは
 思わなかったよ。
 がんばれよ。」

玄関で分かれる時には、
大クレームを言っていた人と

僕は硬い握手を
交わして家を後にした。



東京で午前中に
事件勃発。

その日の夜には
宮崎でクレームの
シャワーを浴びる。

朝方5時に
決着。

=====
同じ対応でも
早いか遅いかで
与える印象は、
変わってしまう。
=====

もし、
あの日に対応
していなければ

恐らく
硬い握手を交わす
ことなどは
一生無かったと
思うんだよね。

山田(仮)さんも
言っていたけど、

「本当に
 来るとは思わなかったw」

が物語っている。



ちょっと想像
して欲しい。

火事になる現象を。

最初はちょっとした
火かもしれないけど、

時間が立つと
その火は大きくなって
消せない大きな火に
変わってしまう。

でも、
最初の火って
タバコの消し忘れ
とかの小さな火
なんだよね。

まぁ
今回の火は
最初から大火事
だったけど(笑)

=====
勇気を持って
火に立ち向かう。
=====

やっぱりクレーム
対応って嫌だと思うけど、

結局、
クレームを言って
きている人は人間であり、
心もあったりする。

そんな心に
アプローチする事が
出来れば、

間違いなく火は
消す事は出来る。

でも、
中には心に
アプローチ出来ない
場合もあるから、

絶対に消せるかは
わからない。

それでも、
火を消しに行く
勇気が必要だと
思うんだよね。

じゃぁね。

チャオ(・∀・)