雨が降ったら傘をさせる

松下幸之助さんの言葉に

「雨が降ったら傘をさす」

と言う有名な言葉がある。

むかーし
むかーし

もう15年以上も前。

初めてこの言葉を
知った時、

僕はこんな事を
思っていた。

「俺は雨が降っても
 傘はささない!」

なぜかって?

それは、
傘が嫌いだったし、
そもそも傘って邪魔!

しかも、
どうせ風呂入ったら
濡れるんだから。

と、感じていた。

ようは、
松下幸之助さんが残した
この言葉を理解出来なかった。

もっと言うなら、

「当たり前じゃねぇか?
 そんな当たり前のことが
 成功と何の関係あんの?」

僕が松下幸之助さんを
知るに至った理由は、

もちろん、
成功したいから。

「人生を変えたい!」

で、

色々な勉強をしていくうちに
松下幸之助さんの存在を知って、

本を買った。

「道をひらく」

そんな本と
出会ってから
15年以上の時間が
経過し、

今、想えるように
なったこと。

それが、

「雨が降ったら傘をさす」

を超えて、

「雨が降ったら傘をさせる」

傘をさす行為は、
日傘を除けば、

雨が降らなけば
させない行為。

つまり、
人生にとって失敗が無ければ
その失敗を乗り越えようと
想うことは出来ない。

さらに深く思考を
広げていくのなら、

生きていなけば、
生きようとも思えない。

当たり前の事かも
しれんけど、

「僕たちは、生きているから、
 色々な体験をする事が出来る。
 辛いこともね。」

凄く身近なとこで言うなら、

「マジうめぇーーー」
「クソまじぃ」

ご飯を食べると言う行為から
生まれる色々も。

そんな色々も、
生きていなきゃ

僕たちは、
感じことは出来ない。

だから、

「雨が降ったら傘をさせる」

その思考は、

雨が降っている事に対して

「あっ!
 今日は傘をさす事が出来るなぁ
 雨さん。ありがとう。」

と言う

感謝の願いであり、
感謝の想いなのである。

なのである。

多くの人たちは、

自分はこんな人生を送りたい!
なぜ?自分だけはこうなんだ!

そう願い、
そう思ってる。

けど、

そんな思いを
「想い」
に変えることが出来るなら

きっと、

その

願いのエネルギーは、
全く違うものになる。

今この瞬間、瞬間に
感謝出来るだろうし、

きっと、

前に進みやすくなる。

今までの自分なら、

「空を見上げて、
 今日は雨かぁー」

って

思って

気分は微妙で
前に進む一歩も
気が乗らない。

どちらかと言うと、
マイナスなエネルギー。

でも、

もし、

人生においてこの思考を
取り入れる事が出来た時。

どんなに

自分の人生に雨が降ろうとも、
色々な想いを想いながら
一歩を踏み出す勇気が
出てくるんじゃないかな。

そして、

人生がワクワク
しちゃうと想うよ。

だって

君は、

今、生きてるんだから。

そして、

毎日が冒険と言う
おもろいゲームに

しちゃうか
しちゃわないか

それは、
君次第。

じゃぁね。

チャオ(・∀・)