虫のきもち。

今日は、
朝から散歩してきて
インスタようの写真を
撮影してアップ。

で、

帰り道に

ふと、

足のスネを見ると
虫がくっついていた。



なにげなく、

ぼくは、

その虫を

ペッシ!!

っと

払い除けた。



で、

足のスネから
ペッシ!ってされた虫さんは、

背中がアスファルト。
足は空を見上げる状態に。



僕は、その姿を見ながら
そのまま帰り道を歩いていく。

=====
命の思考。
=====

しかし…

歩きながら、

僕の思考は周り
始めてしまった。

「あの虫さん。
 踏まれたら死ぬなぁ。」

「虫が死ぬ事は
 ごく普通の事。
 人間も同じ。」

「でも、僕の足のスネに
 張り付かなければ、
 あの虫さんは、踏みつけられて
 死ぬことも無かったかも。。。」

まぁ

色々と考えるうちに
1つの思考に辿り着く。

「とりあえず、
 元に戻してあげよう。」



それから
歩く事、数分。

あの場所に
到着。

虫さんを見ると、

まだ、

背中はアスファルトに

足は空を見上げながら

ぐるぐるしている。



虫の名は

「カメムシ」

そんなカメムシに
僕は指を近づけた。

そうすると、
そのカメムシは

僕の指に足を
ヒョン!っと
くっつけてきた。

そして…

カメムシがくっついた
指を空に向けると、

そのカメムシは、
勢いよく青空に向かって
飛んで行った。

=====
命の数だけ、
命が存在する。
=====

「いのちの食べかた」

と言う
ドキュメンタリー映画が
あるんだけど、

その映画では、
僕たちが食べている

牛や豚や鳥がどのように
育てられて、殺されているか?

を、刻銘に映像化されている。



そんな残酷に殺され続けている
映像を見ても、

僕は、
吉牛で牛丼を食べるし、

ローソンで、
からあげ君も食べる。

かつやで、
カツ丼も食う。



僕がそれらを食うにあたり
目に見えないところでは、

悲鳴を上げながら
今日も命が殺され

人間様が食いやすいように
ベルトコンベアーでガンガン
加工されていく。

=====
人間様が正解か?
=====

この世の中の
ほぼ、全ては

人間様を中心と
考えられ、

そして作られ、
支配されている。

しかし…

藤子・F・不二雄SF短編集で
描かれている、

「ミノタウロスの皿」

では、牛が中心として
描かれている。

そう、

牛が人間を食う
と言う物語。

つまり…

この物語では、
人間を食べる事が
正解とされている。

そして、
食べられる側の人間も
牛さんに食われる事を
有終の美を飾るように
描かれている。

=====
答えは、
どの位置で
考えるかで
全てが変わる。
=====

戦争をしていた時は、
人を殺す事が正義。

逆に、
戦争をしなくなったら
人を殺すと犯罪者。



まぁ

正解を探しだすと、
永久迷路に突入してしまうんだよね。

=====
結論。
=====

今、感じた事を
今、行動に移す。

それが、

「今を生きている」

と、

言える1つの
生き方なのかもしれないね。

ただ、

感じたままに
動いたことが

時には間違いな事もあるだろうし、
時には失敗する事もあるだろう。

でも、

そんなのも

ぜーんぶ

自分の人生なんだよね。

=====
まとめる事が
出来ないまとめ。
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あの手塚治虫が描いた
ブラックジャックの
有名なシーンにこんな
描写がある。

父親を殺した少年が警察に追われて、
投身自殺を図る。
警察は少年を裁判にかけるために、
高名な外科医に手術を依頼した。
もっとも実際に少年の命を救ったのは、
天才外科医、ブラック・ジャックである。

そして最終的に、
少年は裁判で死刑を宣告される。

「死刑にするため助けたんじゃない!」

ブラック・ジャックは
こう叫んだ。

そして、

こんなセリフもあったりする。

「正義か。
 そんなもんはこの世の中に
 ありはしない。」



いずれにせよ、
人は死ぬ。

そんな命を
今日もどこかの病院で
必死に助ける医師もいて

仮に
命が助かったとしても

また、

牛さんや
鳥さんや
牛さんや
魚さんや

なんやら、
色々な命が殺されていく。

例え、

あなたが、それらを
食わないようなヴィーガン生活を
送っていたとしても、

あなたの息子、
あなたの孫、その息子、

と、何百年も

その生活をしているとも
限らないし、

少なくても
あなたの
むかーし、むかーしの

祖先たちは、

槍を持って
狩をしていた時期も
あるだろう。

さらに…

野菜さん達も
人間様に食われる為に
葉っぱを頑張って伸ばしている
わけでも無いと思うんだよね。



少し話を
最初に戻すと、

そんな世の中で
1つ言えることがあるなら、

「僕は虫さんの気持ちは
 分からない。」

あのまま、
車に潰されて死んだほうが
良かったのか、

あのまま、
人に踏みつけられて死んだほうが
良かったのか、



それとも、

命が救われた事で

また、様々な困難に
立ち向かう人生を歩む事が
良かった事なのか。

やっぱり
わからないね。

虫さんの気持ちって
難しいよ。

じゃぁね。

チャオ(・∀・)