かあちゃんの言葉

このまえ、

親にBMWの車を
プレゼントしたんだけど、

感想を聞いてみた。

■僕
「車の乗り心地は
 どんな感じ??」

■かあちゃん
「すごく乗り心地いいよ。
 ずっと、軽自動車しか乗った
 ことが無かったから。」



そう。

かあちゃんは、
ずーっと

普通自動車の
助手席に座って
来なかった。

つまり、
普通の体験すら
していなかった
ってこと。

=====
何を体験して、
この世を去るか?
=====

色々な勉強をして、
色々な体験をして、

僕が行き着いた
答え的なものが
1つある。

それが、
死ぬ前に

「どれだけ、
 どんな体験をするか?」

って事。

結局、これが
全てなのかもしれない。

ぶっちゃけ、
この世に生まれてきた
意味は無いわけだし、

その意味の無い人生に
どんな意味付けをするかは、

きっと体験の数
だと思うんだよね。

=====
お金が無ければ
普通の体験すら
出来やしない。
=====

うちのかあちゃんの
口癖は、

「なんでうちには、
 こんなに金が無いの?」

だった。

だから、僕が

「将来、
 お金持ちになりたい!」

そう思ったのも
かあちゃんのおかげだ。

もし、
あの口癖が無ければ、
僕はそこを目指さなかった
のかもしれない。

いつも、毎日、
劣等感の嵐。

他者と比較して、

「なんでおれんちは!」

みたいな
感じだったからね。

指を加えて、
周りの普通すら

憧れていた
幼少期。



んで、

かあちゃんは、
こんな事も

ぼそって言ってた。

■かあちゃん
「何も出来なくて
 ごめんね。」

そう。

お金も無くて、
何も出来ない。

きっと、
それが僕にとっては、
最強の教育方針だったと
思うんだよね。

きっと、
何も無かったから、
何かを生み出せる
ようになったと思う。

今日は、
かあちゃんの誕生日。

ありがとう。
かあちゃん。

じゃあね。

チャオ(・∀・)