東日本大震災から10年。

10年前。

僕は渋谷の事務所で
いつも通り仕事をしていた。



ガタガタ
ガタガタ
ガタガタ

■僕の心の声
「地震かぁ
 けっこう大きいね。
 メルマガのネタにでも
 しよぉ。」

ガタガタガタガタガタガタ
ガタガタガタガタガタガタ

■スタッフ
「部長!これは
 やばいんじゃないですかぁ!」

■僕
「確かに。。。。」

ガタガタガタガタガタガタ
ガタガタガタガタガタガタ
ガタガタガタガタガタガタ
ガタガタガタガタガタガタ

みんな、
揺れている棚を握りしめて
荷物が落ちないように行動を
取り始めた。

次第に、
棚を抑える手は
力がどんどん入っていく。

それから、
数分後…

ようやく揺れが
収まり始めた頃、
ニュースが流れ
始めた。

僕たちは、
そのニュースから
流れてくる映像を見て

同じ日本で
とんでもない事が
起こっている事に
始めて気づく。

=====
僕たちは、
10年前に起こった
東日本大震災から
何を学べたのか?
=====

被災に合われた人達。
家族を亡くした人達。

きっと、
この東日本大震災の
出来事を忘れる事は
一生無いかもしれない。

しかし…

被災に
合わなかった人達の
脳からは、

恐らくこの10年で
あの悲惨の出来事は
脳から消えてしまった
かもしれない。

でも、

忘れては
いけない。

人は、
自然の猛威に
勝つ事は出来ない。

そして、
そんな猛威が
いつくるかも
わからない。

つまり…

明日、
生きている保証
なんて何処にも
無いって事。

だからこそ、
僕たちは

考えなければ
いけない。

今、
この瞬間、瞬間を
生きていること。

そして、

生きている間に
何を成し遂げたいのか?

どんな夢を
叶えたいのか?

今、与えられている
時間を全力で生きると言う事。

=====
どんな想いで、
どんな思い出を
作っていくか?
=====

人生とは何か?
生きる意味とは何か?

この世に生まれた
瞬間から死が確定して
しまうこの命。

そんな命に
何の意味があるのか?

僕の見解は、
何の意味も無い。

そう、
何の意味も無い。

使命とか
運命とか
宿命とか

そんなのは、
都合の良い
人間様が勝手に
後付したもの。

ただ、

この意味の無い
命にどんな意味をつけて、

意味を付けた
命を何に使うか?

きっと、
それが人生
そのもの。

どれだけ
金を稼いでも

どれだけ
高級車を乗り回しても

どれだけ
凄い家に住もうが、

結局、みんな
死んでいく。

さらに…

思い出すら
あの世には
持っていけない。

全て
無になり
土に帰る。

それでも、

僕たちは、

限られた時間の中で
想いを寄せ合い、
思い出を創造していく。

1000年後。

どれだけ人類の想いが
カタチになり、

凄い未来になっていたとしても
きっと僕は生きていない。

勿論。

その逆も
あったりするかもしれない。

地球消滅。



だから、
未来に地球が無くても

仮に、
明日に地球が消滅しようとも

僕が今日生きている限り
僕がやる事は変わらない。

今日も、
自分の想いを言葉にして
この地球上に残すだろう。

チャオ(・∀・)