比較して生きていく

全人類の動物の中で
人間と言う動物は、
最も影響されて
生きている動物である。

「他人と比較するのは
 やめよう」

なんて言葉が出て
くる理由は、

そもそも
比較している事が
前提条件として
あるからだろう。

もし、
他人と比較する
と言う概念がこの世に
存在しなければ、

「もう、
 他人と比較する
 生き方はやめたら?」

と言われても、

「比較って
 ど言うこと??」

みたいになるよね(笑)

もしかしたら、
そのセリフを言っている
人達が一番他人と比較
して生きているのかもしれない。

そんな自分が嫌で
そんな綺麗なセリフで
自分を騙し、
言い聞かせる。

=====
比較しなければ
差別化は生まれない。
=====

例えば…

A子ちゃんは、
どうしても欲しい
ブランドのバックが
あって、

お値段は300万。。。

そのバックの名前は、

あの

エルメスのバーキン。

でも、
A子ちゃんはどうしても
欲しいわけ。

だから、

A子ちゃんは、
そのバックを買う為に
4年仕事を頑張って
300万を貯金して、

ようやく購入。



■A子ちゃん
「遂にバーキンのバック
 買ったよ♡!」

■B子ちゃん
「わーーーちょー
 可愛い私も買おう!」

■C子ちゃん
「私も!!!!」

■D子ちゃん
「私も私も!」

■E子ちゃん
「え〜じゃ!私も!」

■F子ちゃん
「勿論。私も買うよ!」

■G子ちゃん
「だよね。買うよね!」

■H子ちゃん
「うん!今度買おう!」

続く…

(笑)

どうだろう?

恐らくA子ちゃんは、
憧れていたバックを
手に入れたのに、
他のバックが欲しく
なるかもしれない。。。

=====
手にできないものを
手に入れていく。
=====

この前、

親に車をプレゼント
したんだけど、

その車は、
BMWってやつ。

外車ね。

価格は300万。

で、

オヤジは僕に
こんな事をつぶやいた。

「死ぬ前に外車に
 乗れるなんて夢にも
 思って無かったよ。」

うちは、
貧乏で、

ずっと軽自動車だったし、
今もオヤジはオンボロの
軽自動車を乗っていた。

もし、
僕が、

10万円ぐらいで
買える軽自動車を
プレゼントしていたら?

「親孝行は、
 気持ちだよ。」

と言う綺麗なセリフも

もしかすると、

そのセリフの重みは、
変わってしまうのかもしれない。

=====
比較に立ち
向かう勇気
=====

確かに、
比較していく
人生は辛い。

なぜなら、
僕はずっと
比較して
生きてきたから。

友達が
新しいミニ四駆を
買っている所を見て
嫉妬した。

「いいなぁ。。。」

「うちは、貧乏だから
 買って貰えないなぁ。。。」

そうやって、
比較すればする程、
自分が惨めで
自分が辛くなる。

そして、
母ちゃんは
いつもこんな事も
言っていた。

「うちはうち。
 人は人。」

この言葉を深く
掘り下げると、

比較しても
仕方が無い。

うちには
金が無いんだから。。。



僕は、
そんな母ちゃんの
セリフを聞きながら

比較する人生を
幼少期に卒業した。

自分は自分。

そんな感じ。

その結果、
他人の目を気にする事なく
バカみたいに動画を大量に
アップしまくれる、

と言う特技も
手に入れたのかもしれない。

でも、

人生において、
時には、

比較に立ち向かう
勇気も必要なんだよね。

チャオ(・∀・)