笑われたい話がある。

10年以上働いた会社を
退社する時の夏の夜のこと。

きっと、
その夏の夜の出来事は
死ぬまで忘れない
ことであろう。

その夜は、
いつもの夏のように
Tシャツでも快適に
過ごせる気温だった。

そんな夏の夜、、、

とある場所に
30人以上の人が
集まっていた。

みんなが、
その場所に集まった
目的は1つ。

みんなで
肉を焼いて食べる。

である。

あっ

バーベキュー的な
ヤツね(笑)

みんな、
色々な話をして
盛り上がっている
最中のこと。

「ちょっと
 吉谷からみんなに
 話があるみたいだから
 聞いてくれるかな」



ワイワイガヤガヤしていた
そのバーベキュー会場は、
一瞬静まった。

ざわ
ざわ
ざわ

「今まで大変お世話になりました。
 会社を辞めて、鹿児島で独立
 することになりました。」

ざわ

ざわ

ざわ

「どうやら吉谷はYouTube
 始めたらしいけど、
 まだ再生数とか少ないけど
 聞きたい事とかあれば
 相談してみてください。」



一語一句を
覚えているわけでは
無いんだけど

皮肉っぽく
聞こえたのを
覚えている。

あれから、
4年がたって

未だに僕のYouTubeの
再生数は雀の涙しか無い。

その皮肉っぽく言われた

事実は、

今も変わらず僕の事実のまま。

=====
世の中の価値とは?
=====

普通に見れば、

「15年もネットビジネス
 やっているヤツが
 これだけのアクセスしか
 集められないなんて
 コイツの言っている事は
 嘘だよね。詐欺だよね。」

と、

思われる事は
正真正銘すぎる
事実でしか無い。

なぜなら、

この世は数取りゲーム
みたいなもので、
多数決の方が強い。

国家議員を決めるのも
選挙で多数決だからね。

お金持ちの定義も
だいたいは、

「俺はこれだけ
 稼いでいます!」

みたいな感じ。

年商100億円の企業を創りました!
YouTubeのチャネル登録100万人!
再生数100万回超え!

ニュースを見れば、

鬼滅の刃が
興行収入何億円達成!!

そう、

この世の中では、
数を取れたヤツが勝ちであり、
世の中の価値となっている。



でも、
そんな数取り合戦から
僕は身を引いてひっそりと
ど田舎の鹿児島で
ビジネスを続けてきた。

=====
雀の涙がもたらした
小さな小さな奇跡。
=====

世の中の価値は
正しいかもしれない。

いや、
きっと正しいんだと思う。

でも、
世の中の価値とは
真逆な世界で生きて
体験できた事がある。

それは、
こんな雀の涙でも
小さな小さな奇跡なら
起こせるという体験。

この体験は、
今の僕の人生の中で
大きな指針と
なっている事は
間違いない。



きっとこれからも
何かしらの事故が
起きない限り、

僕は雀の涙を
流し続けるだろう。

でも、
その少ない涙も
流し続けてたら

きっと
大きくなると
信じぬける力が

今の僕にはある。

じゃぁね。
チャオ(・∀・)