先日、
こんなメッセージが
僕の元に届いた。
以下メッセージ
〜〜〜〜〜
たぶん吉谷さんが
関わりたくないタイプの人間ですが。
僕は●●といいます。
23歳、無職歴3年3ヵ月、
親の収入で生活していて、
母に40万近い借金をして
首が回らないのに、
ノウハウコレクトして
やがるクズ人間です。
家計で一番お金がかかってるのは
ニートの僕です(教材代)
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以前に、
「フリーター、家を買う。」
こんなドラマを見ていたけど、
その時の記憶を呼び起こした。
どうやら彼は、
ニートで収入が無いけど、
教材を買いまくって親にも
借金をしているようだ。
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なぜ?人は生きながらに
腐っていくのか。。。
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僕自身も
人生においてニート時代を
経験し、最低な生活を
送っていた事があるんだけど、
その時に感じた事が、
「もう、何もしたくない」
「もう、誰にも会いたくない」
「もう、働きたくない」
…
…
…
そう。
生きながらにして
生きる気力が無くなり、
生きるミイラと
なっていった。
そんな心の穴を埋める為に
ゲームをやりまくり、
疲れたら寝る。
そして…
起きたら、またゲームの
続きを再開する。
腹減ったら
ご飯を食う。
ゲーム。寝る。
時々、一人で酒を飲む。
現実逃避。
そして…
親からの罵声。
「いい加減にしろ!
働け!!!!!!」
家に居づらくなったら
家を逃げるように
毎日パチ屋に通う。
…
…
…
気づいたら、
僕の銀行口座の貯金は
60円ぐらい。
その60円を
おろそうとして
おろせない。
今、考えると
60円おろした所で
何が出来る!?(笑)
って感じだけどね。
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そんな腐った、
人間が蘇生した瞬間。
=====
本当に金が無くなって
本当にどうしようもなくなった。
家を飛び出しても
何も買えない。
何も食えない。
公園のベンチで
ぼーっとしている日々。
何も買えないけど、
時間を潰す為に
デパートに行く。
ただ、ただ、ただ、
見るだけ。
ショーウインドーに
並ぶ綺麗な商品の数々。
そんな
綺麗なショーウインドーの窓に
反射して映る僕の顔は幽霊。
「これから人生どうする!?」
と、自問自答しながらも
働きたく無い。
社会に出るのが怖い。
人と交わる事が怖い。
そんな事ばかり考え、
そんな日々を送っていた。
でも、
金が無いから、
どうしようもなくなった。
そして、
金が無い事がどれだけ
惨めで、どれだけ残酷な事なのか。
身を持って体験した。
自動販売機の前に呆然と
立ち尽くす。
目の前にある110円の
ジュースすら買えない。
そう。
この世の中の殆どには
値札がついていて、
それを手に入れる為には
金が必要なのだ。
でも、本当に金が無いと
それらの世の中にある値札が
ついた商品を何一つ買えない。
何も。
何も。
そして…
僕は限界に達した。
携帯が止まる。
これを払わなければ。。。
…
…
…
「もしもし。
あの。。。。。。
ほんとうにごめん。」
「金貸してくれないか。」
23歳の僕は、
人生で初めて
女から金を借りた。
そう、
僕は、
女から金を借りる、
惨めな男。
最低な男。
「女に、ものごい」
そして…
22歳無職。
ニート。収入ゼロ。
女に何一つプレゼントを
買ってあげられない惨めな男。
…
…
…
数日後…
銀行口座に振り込まれた
金を見て、
僕は変わった。
「絶対に金を返す。
倍返しだ!!!」
そんな勢いで
直ぐにコンビニに行って
バイトの求人を読み漁る。
見ている情報は、
とにかく時給が高い所だけ。
そして、
直ぐに電話。
そして、
面接。
「明日から働けます!」
僕は時給1200円の
深夜のバイトを見つけて
そこで働くようになった。
目標は200万の
貯金をすること。
勿論、借りた金も返す。
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連勤術師と呼ばれた。
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僕に休むと言う選択は
無かった。
とにかく稼いで、
とにかく貯める。
それ以外に
考えなかった。
起きたら
バイト。
そして寝る。
起きたら
バイト。
とにかくバイト
バイト。バイト。
ひたすら働いた。
最高で40連勤ぐらい
したと思う。
結果。
6ヶ月後には、
僕の銀行口座には
200万近く溜まっていた。
勿論、
女には金も返した。
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人生を変える方法
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それは、
底辺の底辺の底辺
まで落ちた時に、
何に気づけるかだ。
もし、
その底辺の底辺の底辺でも
何も気づく事が
出来ないなら、
底辺の沼で
浮き輪に乗って
ぼーっと
上を眺めながら
「どうせ俺には
無理なんだよ」
と
底辺の沼に
ツバを吐き続ける
人生を送る事に
なるかもね。
では、では、
今日はこの辺で!
チャオ(・∀・)