自分の中の“偽物の目標”を見抜く ― 進めない理由は、目標がズレているだけ ―

頑張っているのに、なぜか前に進めない。
やろうと思っても、なぜか続かない。
頭では正しいはずなのに、心が動かない。

そんな経験、誰にでもあるよね。
僕もそうだった。

でも、長くビジネスをやってきて気づいたことがある。

動けない理由は、努力不足じゃない。
“偽物の目標”を追っているからだ。

本当の目標には、力がある。
動きたくなる。
続けたくなる。
心が勝手に前へ出る。

でも、偽物の目標には力がない。
頭では分かっていても、体が動かない。
どこか苦しい。
どこか重い。

そして、こう思ってしまう。

「自分は弱いんだ…」
「継続できないんだ…」

違う。
弱いんじゃない。
継続できないんじゃない。

ただ、ズレているだけなんだ。

ここから、
僕が20年で痛感した
“偽物の目標を見抜く3つのポイント”
を話していくね。

偽物の目標の見抜き方 3つ

① “誰かの期待”で立てていないか?

偽物の目標で一番多いのがこれ。

・親に認められたい
・周りに褒められたい
・SNSで評価されたい
・「すごいね」と言われたい

こういう“外側の期待”をベースにした目標は、
どれだけ頑張っても苦しくなる。

なぜなら、
それは“自分の願い”ではなく、
“他人の願い”だから。

他人の願いを、自分の目標にすると必ず歪む。
どれだけ成果が出ても満たされない。

外側の期待は、
あなたの魂を動かす燃料にはならない。

② “見栄”で選んでいないか?

これも、よくある。

・かっこよく見える目標
・言うと格好がつく目標
・SNS映えする目標
・肩書きが手に入る目標

見栄の目標は、一見輝いて見える。
でもね、中身がスカスカなんだ。

だから続かない。
努力が重く感じる。
進んでいるのに、なぜか虚しい。

見栄は、
“心の渇き”を隠すための鎧。

鎧を着たまま走るから、
疲れる。

本当の目標は、
もっと静かで、もっと温かいもの。

③ 達成後の“本音の感情”を見たか?

目標が本物か偽物かを見抜く最強の方法。
それは、達成後の“感情”を見ること。

この目標が叶った時、
自分はどう感じる?
本当に心が満たされる?

よくある偽物のパターンはこれ。

・達成しても不安が残る
・達成しても満たされない
・達成後を想像してもワクワクしない
・達成後の自分が、なんか嘘っぽい

これは全部、
心が拒否しているサインだ。

本物の目標は違う。

達成した自分を想像したとき、
“静かな興奮”が湧いてくる。
心の奥がじんわり温かくなる。
体が前に出たくなる。

本物の目標は、
心が自然に動く。

偽物の目標の正体とは?

偽物の目標とは、
“外側が作った目標”。

本物の目標とは、
“内側から湧いてくる目標”。

偽物は頭で作る。
本物は心がつくる。

偽物は頑張らないと動けない。
本物は勝手に動いてしまう。

偽物は途中で折れる。
本物は途中で深くなる。

最後に。

僕もたくさん、偽物の目標を追ってきた。

「稼がないといけない」
「成功しなきゃいけない」
「強く見せたい」
「認められたい」

その度に、心が重くなって、
途中で折れて、
自分を責めてきた。

でもね、
気づいたんだ。

「偽物の目標を捨てた瞬間、
人は本当の自分に戻れる。」

誰かのためじゃなく、
見栄のためじゃなく、
比較のためじゃなく、
“自分のための目標”を選んだ時。

不思議と迷わなくなる。
自然と続けられる。
心が軽くなる。

本当の目標は、
あなたの人生を前に押し出す“光”なんだ。

●まとめ

偽の目標は「外側」が作る

他人の期待・見栄・承認欲求は偽物のサイン

達成後の“静かな喜び”があるかが本物の基準

本当の目標は、心が軽くなる

偽物を捨てた時、人生が本気で動き出す

本物の目標は、見つけるものではなく、
心の奥から“湧き上がるもの”。

じゃぁね。
チャオ(・∀・)