僕の家は、
貧乏だった。

そして、
その貧乏を
憎んだ。

「家は家。
　人は人。」

そんなセリフを
腐る程聞いて、
育った。

いつ頃からか
分からない。

いつの頃から
他人の家の車と
比較していた。

「いいなぁ
　俺の家は軽自動車。」

窓を開けるのも
手動。

他人の家の車は、
自動で窓が開く。

他人の家の車は、
なんやらリモコン
みたいので
ドアロックが動く。

「すげぇ〜」

＝＝＝＝＝
他人との
比較出来るおかげ。
＝＝＝＝＝

他人と比較しちゃダメだよ。
自分は自分なんだから。

世の中には、
そんな綺麗な言葉が
あったりするし、

その考え方も
悪くは無い。

確かに、
他人と比較する人生は、
しんどいし、
きりがない。

1億円稼いだとしても
100億稼いでいる人と

比較したら、

今度は100億稼がないと！
俺はダメだぁ。。。

で、

100億稼いだとしても
1000億稼いでいる人と

比較したら

「もっと、もっと、
　もっと、稼がないと。」

それを繰り返したら、
もはや、他人の奴隷。

だから、
比較したらきりがない。

そして…

自分の人生を
見失うかもしれない。

でも、

比較する事で、
ある効果もある。

比較しないと
生まれない物も
あったりする。

僕が金持ちに
なりたいと思った
理由は、

間違いなく
家が貧乏の家に
生まれたからである。

これは、
分からんけど、

もし、金持ちの家に
生まれていたら、

「将来、
　金持ちになりたい！」

なんてのは
思わなかったかもしれない。

仮に思ったとしても、

きっと、
この気持ちは生まれる事は
無かったんだと思う。

「なんで。なんで。なんで。
　俺の家は貧乏なんだ。
　なんで。なんで。なんで。」

金持ちの家に生まれていたら
間違いなくこうは思わないよね（笑）

＝＝＝＝＝
親孝行ってなんだ？
＝＝＝＝＝

だから、
そんな貧乏な家に
生まれて

ずっと軽自動車しか
買えなかったオヤジに

去年、
BMWをプレゼントした。

ガソリンを無料で
入れられるように
クレジットカードも渡した。

勿論。
ETCカードも。

つまり、
今は完全無料で
オヤジはBMWを
乗り回している。

そして、
そんなプレゼントした
BMWはもう少しで
車検を迎える。

勿論、
その車検代も僕持ち。

あっ
保険代も。

そんな
BMWを息子から
プレゼントされた
オヤジと年末
あったんだけど、

まぁ
とりあえず
ニヤニヤしてたねｗ

僕がプレゼントした
車に乗りまくって
色々なところに行って
思い出作ってるらしい。

きっと、
別にBMWを
プレゼントしなくても、
温泉旅行とかでも
ニヤニヤしてくれた
かもね。

「親孝行は金じゃない！」

かもしれない。

でも、

僕はBMWと言う車を
プレゼントして1つの事が
明確に分かった。

やっぱり、
プレゼントする物によって
作れる思い出は違うよね。

って事。

仮に、
温泉旅行の1回だけなら
その1回しか思い出は作れない。

でも、車であれば、
運転出来る限り
新しい思い出を作れる。

しかも、
その思い出を作るのに
金銭的な負担を掛けないように
全て、僕もち。

確かに
お金が全てじゃない
かもしれない。

でも、

お金があると、
作れる思い出の数も
変えられる。

ってのも事実。

実際のとこ、
もし、僕がもっと金持ちなら

親にマイホームを
プレゼントする事も
出来たかもしれない。

そうなると、
ボロい家で生涯を終えるんじゃなく
綺麗なおしゃれな家で生涯を終える
ことになる。

きっと、そこには新しい
思い出も出来る事だろう。

まぁ
こんな話をすると、

「思い出は金じゃない！」

（笑）

なんてツッコミが
くるかはどうかは
分からない。

でも、

僕は事実を受け入れ
僕はこれからも事実を
作り続ける。

世の中のほぼ
全ての物やサービスには
値札がついているわけだから、

金があった方が、
それらを選ぶ選択は増えていく。

だから、
これからも
稼ぎ続けるよ。

じゃぁね。

チャオ(・∀・)