マレーシアに住むKの話

先日、
マレーシアに住むKと
スカイプで話した。

そこで、
興味深い内容を
聞いたので
シェアしたいと思う。

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日本を離れて1年。
彼に事件が…
=====

そもそも…

なぜ?Kが、
日本を離れたのか?

その理由は
とてもシンプル。

「日本の税金」

が、高すぎる。

と言った理由が
大きい。

しかし…

直近でマレーシアの
税金が上がるらしいと言う
情報が流れ始めたようだ。

Kは、ぼやく。

「なんの為に
 マレーシアに来たのか」

と。

まだ、どれぐらい税率が
上がるのかは決定していない
ようだが、上がるらしい。

さらに、
追い打ちを掛けるような
事件が勃発。

彼は今、たった一人で
「本当の孤独」を味わっている。

理由はこうだ。

元々、知り合いが
マレーシアに居たと言う
心強い安心感があり、

マレーシア移住を決意
したわけだけど、

この1年の間で、
その知り合いは

都心部に引っ越し。

つまり、
彼が住んでいる場所には
知り合いはゼロ人。

と言う状態になって
しまったとのこと。

周りには、
日本語が通じる人は
ほぼ、皆無。

この前、Kは
プリンターを買おうと
したらしんだけど、

言葉の壁があって、
プリンターの違いを
聞いて、それを理解
するまでに10分以上の
やりとりを店員と
したらしい。

結論、
そのプリンターの違いとは、
インクの数だった。

もし、日本語が
通じたら???

「すいません。
 このプリンターの
 違いってなんですか?」

「このプリンターは、
 インクが6色で、
 こっちは4色ですね。」

「なるほど。」

たった、数十秒で
そのプリンターの違いを
理解する事が出来る。

しかし…

言語の壁がある場合は、
この数秒の情報を聞き出すのに
10分以上かかる。

周りの看板を見渡せば
日本語で書かれている
情報は全くない。

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Kが日本を離れて
失った大きな物とは?
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税金を安くしようと
マレーシアに移住を
決意した彼が、

失った物とは
なんだろうか?

勿論、
今回の税率が上がる
話が浮上しなければ、

日本には比べ物にならない程の
安い税金を収めるだけでOK。

Kにとっては、
ここが大きなメリットであった。

ちなみに…
Kの先月の収益は240万円。

日本だと、
いくら稼いでも税金が
バカ高いわけだから、
稼いでも半分ぐらいしか
残らない。

単純に240万稼いでも
120万の収益的な。

知らない人も
いるかも知れないけど、

マレーシアには、
ラブアン島と言う島があり、

ここで法人を作ることを
「ラブアン法人」と言われて
いたりする。

そして、
ラブアンでの法人税は、
「事業取引会社」と
「持ち株会社」で
異なるが、、、

■事業取引会社の法人税率:
3% / または一律2万リンギット(約60万円)

■持株会社の法人税率:
0%(完全非課税)

と、なっているらしい。

つまり…
1億稼ごうが、10億稼ごうが、
1年で掛かる法人税は60万円(笑)

日本の税率からは、
間違いなく考えられない
内容である。

興味がある人は、
色々と調べてみるのも
よいだろう。

しかし、
税金は上がるっぽい。

まぁ、それでも日本に
比べると安いだろうけどね。

では、
話を戻そう。

Kが失ったものとは、
なんだろうか?

それは…

「情報」である。

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ネットがあれば、
関係無いと言う誤算。
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実は、
僕自身も海外で拠点を
構える事を視野に入れていた。

しかし…

彼の話を聞いて、
海外移住は無くなった。

なぜなら、
生きる上で最も大事なのは、
「食い物」かもしれないが、

人間として生きていく上で
必要な物がある。

それが「情報」である。

例えば…
ご飯を食べに行っても
そのメニューに書いてある
情報が分からなければ、

そのメニューの情報は、
暗号になってしまう。

つまり周りを見渡せば
暗号だらけ。

現地の人の言語も暗号。

情報を取れない
暗号だらけの世界で
人間として生きていけるか?

きっと、
かなり厳しい。

日本に生まれて、
日本の町に住み

何気なく住んでいるから
それを考察する事なんて
しないから、分からないと
思うけど、

僕は彼の話を聞いて、
そのシチュエーションを
イメージしたとたんに。

「海外移住は無理やわ」

と思った(笑)

=====
海外に移住しても
生活はネット廃人。
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僕は海外に移住する
メリットとは、

日本では得る事が
出来ない環境だと思う。

日本とは違った
文化や風土、

そう言った所にふれる事に
よって自分自身のフレームを
また上げてくれると思っていた。

しかし…

海外移住をした
生々すぎる彼の話を聞くと、

どれだけ「情報」が
人として生きていく上で
大切かが分かった。

そして…

彼は結局のところ、
マレーシアに住みながら
僕のYouTube動画を
毎日見てモチベーションを上げ、

僕がセールスした、
高額商品を買ってしまったのだ。

とても、
皮肉な結末だ。

しかし…
彼が出した皮肉な結末は、
きっと彼の人生を大きく変える
キッカケになる事は間違いない。

僕のマンツーコンサルを
受けてKはどのように進化していくか?

時々、このブログでも
シェアしていく事にしよう。

では、では、
今日はこの辺で!

チャオ(・∀・)