「やりたいのに、できない。」
多くの人がそう感じている。
頭ではわかっている。
やれば変わる。
動けば結果が出る。
でも、なぜか動けない。
そして、自分を責める。
「自分は意志が弱いんだ」
「向いてないのかもしれない」
でも、それは違う。
本当の原因は、“意志の弱さ”じゃない。
行動を止めているのは、「無意識の言い訳」だ。
言い訳は、脳が作り出す「正当化プログラム」。
脳には、「自分を守るための言い訳」を作る機能がある。
たとえば──
「時間がない」
「まだ準備ができてない」
「今日はタイミングが悪い」
これらは、サボりではなく“防衛反応”なんだ。
脳は、変化やリスクを“危険”とみなす。
だから、「やめとけ」と言ってくる。
つまり、
行動できないのは、あなたが弱いからではない。
脳が“安全”を選んでいるだけ。
無意識の言い訳、3つの代表パターン。
① 「完璧になってからやる」
これは、一番多い罠。
「もっと勉強してから」
「準備が整ってから」
「タイミングを見て」
でも、その“タイミング”は永遠に来ない。
行動に完璧なタイミングなんて存在しない。
今この瞬間が、最も早い“タイミング”だ。
成功している人は、完璧になる前に動いている。
行動の中で、完璧に近づいていく。
② 「他に優先すべきことがある」
これも、よくある言い訳。
「今は忙しいから」「落ち着いたら」
でも現実は──
落ち着く日なんて、来ない。
今この瞬間に動けない人は、
未来の“忙しさ”を理由に、また動けなくなる。
優先順位を決めるのは、状況ではなく“意識”。
本当にやりたいなら、“今”やるしかない。
③ 「自分にはまだ早い(または遅い)」
「まだ経験がないから」
「もう年齢的に無理だから」
この2つは、最も危険な自己制限。
なぜなら、
「今やらない理由」としては“最も聞こえがいい”からだ。
でも実際は、
早くても、遅くてもいい。
やる人は、いつだって“今”やる。
言い訳を潰す方法は、「意識を1行で書き換える」。
僕がよく使うのは、この1行👇
「それ、本当に“今”できない理由か?」
たったこれだけ。
脳が“言い訳”を出してきた瞬間、
自分に問い直す。
「時間がない?」 → 本当に? 10分もない?
「やる気がない?」 → じゃあ、1分だけやってみたら?
「まだ早い?」 → いつなら早いの?
この瞬間、脳は“思考停止”から“行動モード”に切り替わる。
無意識の言い訳を消す「3つの習慣」。
① 小さく始める。
言い訳のほとんどは、「ハードルが高い」時に出てくる。
だから、最初のハードルを下げる。
“1時間勉強” → “5分読む”
“毎日運動” → “スクワット5回”
小さな行動なら、脳は抵抗しない。
② 行動の“意味”を再確認する。
やる気が出ないのは、行動の“目的”を見失っているから。
「なぜ、それをやるのか?」を思い出そう。
“意味のある行動”には、
脳が自然とエネルギーを出してくれる。
③ 「やらなかった時の未来」を想像する。
“やらないままの自分”を具体的にイメージする。
1年後、何も変わっていない自分
チャンスを逃した後悔
誰かに先を越された自分
その痛みをリアルに感じることで、
「今やらない方が怖い」と脳が判断するようになる。
言い訳の正体は、「恐れ」。
行動を止める言い訳の奥には、
いつも“恐れ”がある。
失敗が怖い
他人に笑われるのが怖い
変わるのが怖い
でも、
その“恐れ”の向こう側にしか、
本当の成長はない。
恐れを感じる方向こそ、行動すべき方向。
●まとめ
行動を止めるのは「意志の弱さ」ではなく「言い訳の仕組み」。
言い訳は脳の防衛反応。意識的に書き換えれば動ける。
小さく始める・意味を再確認する・“やらない未来”をイメージする。
言い訳を1つ消せば、
未来が1つ、動き出す。
今日、あなたが1つの言い訳を捨てれば、
その瞬間から、人生は少しずつ変わっていく。
じゃぁね。
チャオ(・∀・)