最近、朝が冷え込んで
きた事を感じながら、
いつものように
朝の散歩をしていると
僕の視界に
タンポポ視線が
寄り添ってきた。
そんなタンポポに
寄り添うように
近づいていくと、
近くには、
タンポポの
フワフワの
奴も居た。
咲いてるタンポポあれば、
種を飛ばそうとしている
タンポポも居て
まさに、
青年とおじいちゃんが
一緒に立っているかの
ように。
昔、東京でガリガリ
働いていた20代は、
散歩なんかとは
無縁だったけど、
39歳になった今は、
散歩が日課になっている。
きっと
人生って
どのように生きるかより、
どのように歳を取るか?
もしかしたら
そっちの方が大切なのかもね。
歳をとっても、
地球の神秘や
自然の神秘に
気付けない。
そんな歳の取り方を
してたら、
きっと大切な事に
気付けないまま
死んでいくんだろうね。
そう。
僕たちは、地球に生まれ
きっと地球で死んでいく。
きっと、
100年後は、
火星で生まれ
火星で死んでいく
人達も居るだろう。
1000年後は、
地球に住めなくなって
るかもね。
だから、
1000年後は、
地球と言う星が伝説になり
神話として語られている
かもしれない。
まぁ
そんな1000年後の
世界を考えても仕方がない
のは分かってる。
でも、
僕の目の前には、
ただ、
タンポポが花を咲かせ
タンポポは種をまく
姿が映しだされてる。
もう秋なのに。
もう寒いのに。
でも、
タンポポは、
一生懸命生きて、
一生懸命種をまく。
そんなことを
今までも
これからも
続けていくんだろね。