不安がなくなったら、動こう。
自信がついたら、挑戦しよう。
準備が整ったら、決めよう。
多くの人が、
こうやって人生を待ち続けている。
でもね、
最初に一つ、
どうしても伝えておきたいことがある。
不安は、消えない。
少なくとも、
人生を変えるような場面では、
絶対に消えない。
これは欠陥じゃない。
人間の正常な反応だ。
僕は20年以上、
ビジネスも人生も、
何度も選択をしてきた。
慣れたように見えるかもしれない。
怖くなさそうに見えるかもしれない。
でも実際は、
毎回、不安はある。
新しいことをやる時。
お金を使う時。
人前に立つ時。
環境を変える時。
全部、不安だ。
じゃあなぜ、
それでも前に進めたのか?
理由は一つ。
不安が消えるのを、
待たなかったから。
多くの人がやってしまう致命的な勘違い
多くの人は、
不安をこう扱っている。
「不安=ダメな状態」
「不安=まだ準備不足」
「不安=進んではいけないサイン」
でも、
これは完全な誤解だ。
不安とは、
未知に触れている証拠だ。
もし不安が一切ないなら、
それはもう
「今までと同じ人生」を
繰り返しているだけ。
不安があるということは、
人生が“動こうとしている”ということ。
不安が消えないまま進める人の思考
人生を動かす人は、
不安との付き合い方が違う。
① 不安を「排除」しようとしない
不安を消そうとすると、
不安は増幅する。
「不安になっちゃいけない」
「怖がっちゃダメだ」
こう思うほど、
心は固まる。
進める人は、
こう考えている。
「不安があるのは、普通」
「むしろ、あっていい」
この受け入れが、
行動を軽くする。
② 不安より「後悔」を怖がっている
進めない人は、
失敗を怖がる。
進める人は、
動かなかった未来を怖がる。
数年後、
同じ場所に立っている自分。
「あの時、やっておけば…」
そう思っている自分。
この未来の方が、
よほど怖いと知っている。
だから、
不安があっても動く。
③ 完璧な安心を捨てている
ここが、一番大きい。
人生を動かす人は、
安心した状態で進もうとしない。
不安がある状態で、
不完全なまま進む。
これを、
「失敗」とは思っていない。
むしろ、
それが普通だと知っている。
不安は「進むとき」にしか出てこない
これは、
本当に大事な視点だ。
不安は、
止まっている時には出ない。
今までと同じ毎日。
同じ選択。
同じ安全圏。
ここには、
不安は少ない。
でも、
ここには成長もない。
不安が出てきた時、
それはサインだ。
「今、人生が境界線に立っている」
そのサインを、
引き返す理由にするか、
進む理由にするか。
ここで人生が分かれる。
不安と一緒に進む、具体的な方法
最後に、
とても現実的な話をする。
✔ 不安があるまま、期限を決める
「気持ちが落ち着いたら」
は、永遠に来ない。
だから、
期限を先に決める。
感情より、
時間で動く。
✔ 不安があるまま、環境を変える
一人で抱えると、
不安は膨らむ。
環境を変える。
人を変える。
場所を変える。
これだけで、
行動は一気に現実になる。
✔ 不安があるまま、決めてしまう
最後は、これ。
不安があるまま、
決める。
これができた瞬間、
人は一段階、強くなる。
不安が消えたから進んだんじゃない。
不安を連れて進んだから、
自信が後からついてくる。
最後に
不安は、
敵じゃない。
あなたを止める存在でもない。
不安は、
「本気で生きようとしている証拠」だ。
だから、
消そうとしなくていい。
抱えたままでいい。
震えながらでいい。
それでも一歩進んだ人だけが、
次の景色を見る。
人生は、
不安が消えた人から動くんじゃない。
不安があっても進んだ人から、
動き出す。
●まとめ
- 不安は消えない。消す必要もない
- 不安は「未知に触れているサイン」
- 人生が動く人は、不安と共に進む
- 安心を待つほど、人生は止まる
- 自信は、進んだ後についてくる
> 不安があるから、ダメなんじゃない。
> 不安があるのに、動かないから、
> 人生は変わらない。
じゃぁね。
チャオ(・∀・)