加害者と被害者の関係

2日前に、身内が交通事故に合い
この数日その対応を代理で行っている。

車を見に行ったけど、
修復不能状態。

「これは全損ですねぇ」

と車屋には言われる。

実際に車を見て思った事は
よく、これで命に別条は無かった
と思う程、結構いっちゃっていた。

不幸中の幸いである。

僕自身はお陰様で
事故をした経験は無い。

だから、今後の
保険がどうなるのか?

流れなんかは、
良く分からなかった。

で、今日保険屋さんに
電話してみると・・・

こんな回答が。

「今回のケースの場合だと
10対0で向こうが悪いですね。」

「えっ。そうなんですね。」

「赤信号を無視と言う事で
あればそうなりますね。」

「分かりました。」

僕が持っている知識だと、
少しでも動いている状態であれば
前方不注意とかで、少しは過失が
でるのかと思っていたけど、
そうでも無いようだ。

で、向こうが悪い場合は
全て相手側の保険対応に
なるとのこと。

が、しかし・・・

相手の保険会社からの
連絡はまだない。

今回の加害者は、
23歳ぐらいのようで、若い。

もしかしたら?
保険入ってね〜んじゃねぇ?

みたいな話になり、

僕がその子に電話して
確認してみることに。

「○○さんですか?」

「はいそうです。
この度は本当に申し訳ありませんでした。
保険屋さんにはもう言ってありますので
連絡が行くと思います。
申し訳ありませんでした。」

と言う事で、保険には
加入していたようだ。

フー。。。

「○○さんの体は大丈夫ですか?」

「僕の方は大丈夫です。
今回はすいませんでした。。。」

電話の向こう側の青年の声がとても暗く、
お先真っ暗みたいな感じのトーン。

「とりあえず、お互いに命に別条は
無くて良かったですね。
この後は保険屋さんと話してみます。」

そうして、電話を切る。

その後、保険屋さんからも
電話が入り、やり取りを行う。

「○○保険の○○です。
この度は誠に申し訳ありませんでした。」

「あっはい。。。」

う〜ん。
保険屋さんって何も
悪い事してないよねw

大変なお仕事であると悟る。

今回思った事は、
加害者も被害者であり、
加害者の回りも被害者に
なると言うこと。

「もし、死んでいたら。」

きっとこんな悠長に
文章なんて書けてないと
思うけど、お互いに命が
あって良かった。

僕はGTRに乗っている。
車の運転が大好きな人間だ。

車は便利だし、
車の運転は楽しい。

しかし、車を運転すると言う事は
常に事故するリスクは存在する。

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リスクとリターンの関係
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この前、コンサルしていた時に
最後にお客さんにこんな事を言われた。

「吉谷さんが今まで一番失敗
したと思う事は何ですか?」

・・・
・・・
・・・

この質問に対しての
回答に困った。

正直、僕の場合は

失敗=成功。

だから失敗を失敗と
あまり思わない。

だから、失敗した事と
聞かれても思いつかない。

そう。

ほとんどの人達が
失敗を恐れている。

ほとんどの人達が
リスクを恐れている。

⇒失敗があるから
成功がある。

⇒リスクがあるから
リターンがある。

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JR福知山線脱線事故
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今から約10年前に兵庫県の
福知山線で起こった事故。

スピードを出しすぎた車両は、
カーブを曲がりきれず、転倒。

死者     107人
負傷者     562人

と言う大惨事。

他にも事故に関する
ニュースを探せば
腐る程出てくる。

⇒飛行機
⇒電車
⇒車

何に乗っても全てにおいて、
リスクは存在している。

ごく、ごく、普通の日常でも
僕達はリターンを得る代わりに
リスクを背負っている。

でも、でも、普通の日常では、
これらの事が当たり前すぎて
ほとんどの人がリスクと感じない。

普段の生活も
ビジネスでも

全てに共通するポイントが存在し、
そのポイントに気づいている人達は、

きっと、成功らしき物を
手に入れるのだろう。

リターンを得たいなら
リスクを受け入れる必要がある。

そして、我々はリスクと
戦い続けなければいけない。